読んでみた:怖れを手ばなすと、あらゆる悩みから自由になる(大鶴 和江 著)

大鶴和江さんの著書『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』。今回は自分が特に気になった点にフォーカスして紹介していきたい。

1.ダメな自分でいることにメリットがある

自分を取り巻く問題は、「自分がそのことを問題だと思っているから」。

そして、その物差しは親から与えられたもの。

「そんなことをしたら親に怒られる」「親にかまってもらえなくなる」という「怖れ」が物差しとなって、目の前の出来事から、問題となる点をどんどん切り出してしまう。

この「怖れ」から解放されない限り、人は「怖れ」が引き寄せる問題に悩まされ続けなければならない。

本書では様々な「怖れ」のケースが紹介されているが、自分に最も当てはまるのは「ダメな自分でいること」。

ダメな自分であることを他人にひけらかし、自分の価値を割り引くことで生きてきた。

最初から「降伏」して生きているので、当然相手からは軽んじられる。自尊心を切り売りしているので、生きていても自信が無い。その生き方が心底嫌だった。

ーそれでも、その生き方にはこんなメリットがあった。

・自分で判断して、責任を問われるような立場から逃れることができた

・他人の庇護を受けることができた

何より自分が感じていた最大のメリットは「潜むこと」が出来たことだった。

そう思っていただけで実際には頭隠して尻隠さずだったのだが。

この「怖れ」=メリットを手放すことは、自分が今まで生きて来た既存のフォーマットなので、一朝一夕に捨てることは出来ない。

まずはその「怖れ」が自分の中にあることを受け入れ、それがもう今の自分には「要らない」ことに自分を馴らしていこうと思った。

 

2.「自分のここが嫌」を感じる

自分の出来ないところ、ダメなところがあると、つい自分を責めてしまう。

「どうしてこんなことが出来ないんだろう」

「どうしてもっと優しくなれないのだろう」

でも、「どうして」も自分の一部なのだ。それを責めてもしようがない。

「そこはダメなんだ。それを嫌だと感じているんだ」

という感情をただ受け止めるだけで良い。今まで出来なかったことは出来ない。出来ない自分、そしてそれを嫌だと思っている自分の存在を受け入れれば良い。

これは本書を繰り返し読み返していて、ようやく腑に落とすことができた気付きだった。結局、出来ない自分、ダメな自分も自分の一部。切り捨てるのではなく、それも自分であると認めていくこと。

なぜ、責めるのか。それは「出来る」人と比べているから。

「人と比較している限り幸せにはなれない。幸せは感じるもの」だと本書は説く。

出来ない自分、ダメな自分に気付いて「嫌だな」と思ったら、そう思ったことを認めて、感じるだけしよう。自分を責めることは生産的ではないし、何より幸せにはなれないから。

 

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重崎 宗

重崎 宗

Wiifit(現在はWiifit「U」)による、ヨガ、筋力トレーニング、有酸素運動をプログラム化。「運動は継続」を座右の銘に連続200日を超えて、運動習慣継続中。「家から一歩も出ることなく続けられる運動」として、毎日の変化を記事に残している。 幼少期から患っていたアトピー性皮膚炎が大学入学を機に急激に悪化。身体を動かすこともままならない1年を過ごし、大学を休学。現在も完治せず、自身の外見へのコンプレックスや症状に苦しみ、自然と「人よりも劣っている」という劣等感を抱くようになった。現在も完治していないため、今も治療を続けている。 その後、人生を変えるべく一念発起。国家資格取得を目指し、1年間猛勉強の果て、合格。しかし、資格を活かせる職場への転職は失敗。その後、5年間ほど失意のうちに過ごす。 Jリーグ好き。鹿島アントラーズを1993年開幕当時から応援するアントラーサポーター。好きな飲み物はアイスコーヒー。好きな食べ物はラーメン。ちょこちょこ、レビューを書いているが、アイスコーヒーに関するレビューは延ばして行きたいところ。 健康面での夢はアトピー性皮膚炎を完治させること。趣味ではJリーグの全スタジアムを制覇すること。全国にあるスタジアムグルメやその特色をレビューしていきたい。将来の夢はブログを通じて、これから自分の中で取りまとめて形にしていきたい。 2016年から燃え尽き状態から脱出を目指して行動を開始。人生を生き抜く為の「何か」を周囲に探し求める生き方を改め、自分自身の生き方を変えて、自分の人生を「選択」することを目指す。その一環として2017年からブログを開設。自分が変わっていく過程を発信している